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精子は競争しているわけではなかった。

受精の神秘 

 

一人の人間が産まれてくるのは本当に神秘的だと思う。

 

 

私たちはたった1つの「競争に勝ち抜いた」精子が卵子と出会うと教えられた。

それは 約1/300,000,000 の確率。

 

 

でも、最近その詳細な映像を見る機会があって思ったの。

 

 

競争して他を蹴落として勝ち上がった1つではなくて

 

受精という目的のために3億もの精子が協力して卵子を目指している。

 

1つが確実に受精するように精子同士サポートし合っている。

 

 

私にはそう見えた。

 

 

その証拠に、1つの精子が卵子の膜を酵素で破るとカルシウムイオンとやらが

卵全体を包むように発生し、他の精子はもう入れなくなる。

 

 

競争だったら、卵近くまで来た精子同士が阻害し合ったり殺し合ったりすると思う。

 

 

 

私たちは刷り込まれているな〜と感じた。

 

 

 

あなたという人は産まれる前から競争の中勝ち抜いて出来たんだから

あなたは強いはず。出来るはず。

 

 

なーんて聞くと

 

ん〜選ばれたと言えばそうだけど、、、

 

 

なんか、えも言われぬプレッシャー感じるし

競争のために産まれ 競争のために生きなきゃいけないみたいに思うよね。

 

 

 

 

 

そして、排卵のとき卵子は外に放り出される。も 実際は違った。

 

 

排卵が始まると 先にゼリー状のものが放出され、やっとそこに卵子が守られながら出てくる。

卵管も花びらのように美しく わざわざ卵を迎えにくる。

 

 

卵は自分で移動できない。だから卵管の中の繊毛が栄養を与えながら優しく子宮まで導く。

 

 

いろんな細胞がその役割をはたし やっとふんわりとした子宮内膜に卵が着床する。

 

 

 

私たちは、産まれる前からでも常に守られ導かれていたんだな。

これを見てそう感じた時は 何だか温かい気持ちになった。      

 

 

ジーンTvT

 

だから、「今」も気がつかないだけでそうなんだと思う。

 

 

でも、守られてるから怪我しないとか死なないって事とは違うと思うんだ。

長〜い目で見た導きと、ちっぽけな頭で考える目先の損得は いつもズレがあるから。

 

 

 

そして、競争のためでなく共存のために存在している事。

 

競争しないと生き残れないという時代から 共に生きる時代にもうシフトしている。

 

 

それに気がつかないと悩み多く 嫉妬やねたみ満載で

自己肯定できずに生きにくいだろうね きっと。

 

 

確実に感じた事は、

 

それぞれが 何かしら目的を持って産まれて来てるんだな〜ってこと。

 

体の中で起こっている 生きることへの営みを見て。

 

人体は小宇宙で 元々 そのままで完璧だと

 

そういうことを教えてくれているような感じがしました。

 

 

mahalo

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    Eli Maurin (木曜日, 02 2月 2017 02:57)


    I am truly thankful to the owner of this site who has shared this fantastic piece of writing at at this time.